北方神獣@札幌芸術の森美術館

札幌芸術の森美術館、開館20周年記念の展覧会、 「北方神獣」を観てきました。  札幌芸術の森美術館のHPはコチラ
今回は、この美術館の20周年記念ということで、美術館独自の企画展。北方に生きる獣ー動物たちを描いた作品…という一つのテーマのもとに集められた、20世紀に入ってからの国内作家の日本画と油彩が、3章からなる構成で展示されています。第1章「北方の森」は、北海道を代表する作家の描くタンチョウ、フクロウ、エゾシカ…といった作品から始まって、道外の画家が北海道を訪れて描いた作品へ。第2章「群勢」は、動物たちの群れを描いた作品…6双の屏風絵など迫力の大作が並びます。そして、第3章「孤高」では、1頭だけの動物が描かれた作品が…。日本画のリアルに描かれた毛並みや、動物の肌に思わず引き込まれ、神田日勝の絶筆と言われるベニヤ板に描かれた大迫力の書きかけの「馬」に圧倒され、背景も何もない画面の中に1頭だけ描かれた動物の放つエネルギーに、絵の持つ「力」を再認識したり…。動物という切り口は、どちらかというと私にとっては興味の薄いテーマだったのですが、思わぬ発見と感動のある展覧会。何よりも、よくこれだけの作品をいろいろなところから集めてきたな…という、美術館の学芸員の皆さんの「企画力」のすごさに感動する展覧会。動物とたくさん出会えるので、子供も楽しい。自分たちの住んでいる北海道、北国をもっと好きになれる美術展。是非是非、たくさんの人に見てもらいたい…と思いました。読んでいただきありがとうございます  写真はサムネイルです。クリックすると大きいのが見られますブログランキングに参加中クリックして頂けると、とてもうれしいデス。
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