【桜の花の備忘録】連休最後に桜見の散歩

5月と6月で
同じ場所に立っているとは思えない



景色だけでなく

自分の内面の変化。

だからこそ
備忘録として残しておきたい。

今年の桜の記憶。

5月の連休は、

仕事をほぼ全休して、


しなければならない家事も勉強も

手をつけられず。


ベッドの上で過ごす時間も長かった。


そんな中で、

「今年はまだ、桜見てない・・・」

という、変な焦りが心を占めていた。



なぜだかわからないけれど、


桜の花を、


通りすがりではなく、

ただ花を見るという目的で、


ゆっくりと歩いて、


しっかりと「見たい」と思った。


連休最終日、

ようやく仕上げた仕事の封書を持って家を出た。


ポストに投函して心が軽くなり、


そのまま、

携帯電話一つだけを持って歩き出す。



家の近くを流れる琴似発寒川の川沿いから、

分岐して続く

「西野緑道」へ

西にかたむいた陽の光の中で、

上流からの雪解け水で轟々と流れる


川の音を聞く



山ブドウの新芽。


ゆっくりと、道端の、

そんな一つ一つを見つめる。




ああ、


まだ咲いて

残っていてくれた桜を見つける。



びっしりと、花びらで縁取られている道の


美しさに、


すれ違った自転車の男の子も、

思わず立ち止まる。




可愛らしい、八重

可憐という言葉がぴったりの

枝垂桜も。



久しぶりに歩いたこの道には

随分といろいろな種類の桜がある


そんなことに今更ながら気づく。


こんな身近に

こんな自然があるのに。



私の中の小さな「私」が、


車ばかりの慌ただしい生活の私に向かって


ここにきて欲しいと

一生懸命言っていたのかもしれない。











陰り始めた西陽の中で見る花びらは

独特の色香を放つ。





歩くこと約40分ほどで、

川沿の道とまた合流して

発寒川河畔公園の駐車場のあたりに出る。


びっくりするほど盛大に咲いて、

まだ花が全然散らずにいる!!



歩いてきて、全身の血のめぐりを感じながら、

心も温度が上がっていく。


遠くの新緑、春紅葉が眩しいね。



ああ、待っていてくれて、

ありがとう


深呼吸を

思い出させてくれてありがとう


桜はただそこにいて、


すべてのものを受け入れて、


すべての人に微笑んでいる。



この日ここに来られたこと。


すっかり心が満たされたこと。



記すことができました。

ありがとう、ありがとう、ありがとう


Mille Co Co

家づくり・住まいづくりのコンシェルジュ 〜オーガナイズ(片付け)&ストレージ(収納)の相談から、家づくりのトータルサポートまで〜

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