名作照明ドラマ「ハルカの光」からの思索③〜現代アートに強く惹かれ始めたきっかけの人、吉岡徳仁の照明
昨日は第4話が放映されたけど、
現場の手伝いが力仕事で、
久々に体力を失って、
夕食後早々に、バタンキュー
故にまだ見ておらず。
とりあえず
3話目に取り上げられた照明のおはなしを。
3話目には、二つの照明が出てきました。
ひとつは、イサム・ノグチのAKARIスタンド
(この照明については次の記事で)
そしてもう一つが、
日本のデザイナーでアーティスト
吉岡徳仁のデザインした照明でした。
(画像は、ヤマギワ のホームページよりお借りしました)
名作照明は、
どれも
生活の道具としての、
機能の「照明」を超えて
その照明のある空間に
全然別な空気、
全然別な意味を与える
アート作品なのだと
つくづく
つくづく、感じます。
この照明が出てきたことで、
ストーリーをさておいて
もうもう大興奮だった私。
その③は
私にとっての、吉岡徳仁の話を。
吉岡徳仁との出会いは
2010年、
東京の森美術館で見た
「ネイチャーセンス展」
小学校6年生の息子と
まだ半額のうちに「てつ」の旅を
と計画した、2010年11月秋。
東京の美術館に行ってみたい大学1年のムスメと
とにかく末っ子が可愛くてしょうがない母を連れての4人旅。
その旅の、
最終日の飛行機までの時間を
末っ子の好きだった二大要素の
もう一つ、
「高いところ」を求めて
森タワーへ行こうと
ネットで調べていて見つけた、
展覧会でした。
圧巻のインスタレーション!
👇その画像と、動画のリンク
思えば、初めての森美で、
この吉岡徳仁のインスタレーションを見たことが、
私が現代アートに強く、強く惹かれ始めた
きっかけだったと思います。
「インスタレーション」という表現方法の、
アート作品の空間に入り込んで、
体感した感動…
それは、コンサートホールで
生のオーケストラの
音の渦の中で感じる感動に近い、
すごい高揚感に包まれた出来事でした。
吉岡徳仁の照明が、
ドラマの画面にバーンと出てきた瞬間に、
あの時の記憶が蘇り…
吉岡徳仁の作品を追って、
「次に行くのはオルセー」と
心に誓った日のことも思い出しました。
👇👇👇
オルセー美術館の、
印象派展示室の作品の前に
吉岡氏が2002年に発表した《Water block》が
ベンチとして置かれているのです
そのベンチに座りに行きたい…!
そんな動機の、旅をしたいと思っています。
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