夏越の大祓式@北海道神宮
風邪からようやく復活した日曜日の午後、
行きつけの円山の美容室で
病み上がりでしらちゃけてパサパサの髪を
綺麗にカラーしてもらい
気持ちの良いシャンプーをしてもらって
さらにちょっとスッキリ。
店を後にして、
さらにスッキリしたくて、
帰る途中
北海道神宮の森に行こうと
思い立つ…。
森を歩きたくなったのです。
近くのコインパーキングに車を入れて
歩き出します。
すっかりみどりの濃くなった、円山公園のエリアに足を踏み入れると、
突然空気の質が変わる…
と、体が感じます。
雨の予報は
すっかり外れて、
気持ちの良い
午後の光が降り注ぐ。
円山公園を抜け…
この辺りからさらに
空気が変わった
感触がやってくる。
舗装の歩道を外れ
木の根元の草の上で靴と靴下を脱ぎ、
アーシングをします。
裸足で大地の上に立つと、
体の中に溜まった、
余計な静電気が、抜けるそうです。
なだらかな道を
ゆっくりゆっくり
北海道神宮の境内へ向かいます
30日の今日は
夏越しの大祓の日
だった事を思い出し
茅の輪くぐりを
していこう
と、向かいます
境内に近づいて、
たくさんの人が集まっていることに、
びっくり。
これから
夏越しの大祓の神事が始まる
というところに
居合わせました。
その流れに乗るように
私も家族全員の人形(ひとがた)を
志を添えておさめ
切麻(きりぬさ)を受けとり
ちょうど始まりの時刻に
集まった人々の後ろにつけました
が、
大祓式の詞は遠くて
聞こえませんでした(^◇^;)
この後、神職の方々を先頭に
茅の輪くぐりの儀式が
既に境内に着いたときに
一度くぐってしまっていましたが
列に従ってもう一度…
ものすごい人で、
その列は
門からほとんど鳥居の近くまで行って
折り返す長さで
ゆっくりと進みます
折り返しから
茅の輪までの長い道のり…
向こうに見える空の
雲の流れが早く
いろんな形に見える雲が
どんどん移り変わり
ずっと見ていて飽きません
まさに茅の輪のところで
先頭とすれちがう…
そしてまた折り返す…
「初めて(大祓に)参加したのだけど…」
と、見ず知らずの方と
はなしている方の声が聞こえて来ます。
はい、私もです(^^)
と心の中で思う…
最後のくぐりて
神殿へと…
とても天候に恵まれた
日曜日と重なった今年、
参列の人々は、
びっくりするほどの数で
この後神殿で行う神楽の奉納
などの神事も
中に全員入ることはできないということで
神殿の前の広場に人々が入り
神殿の前に設えられた舞台で
行われました。
帰りには
お守りと
御下がりをいただき
「北の志づめ」
六花亭のつくる
チーズの風味の効いた
さっくり軽いクッキー
でした。
「北の志づめ」とは
北海道神宮の社報の名前でもあり
パッケージの文字も
題字の文字のよう…
神事の撤饌としてだけ
味わうことができるもののようです
風邪をひくのは、
デトックスでもあると言われていますが
6月中ほとんど、
私はデトックス(=祓い)をしていたのだとしたら
この日、
偶然にも大祓式に参列できて
デトックスを
さらに強力に祓い清めて
締めくくることができたのだなあ…
と
ほんのりチーズ風味を味わいながら
ありがたさに
しみじみとして
7月が始まりました。
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