佐藤忠良展@札幌芸術の森美術館
札幌芸術の森美術館で開催されている、
生誕100年 彫刻家・佐藤忠良展を見に行ってきました。
宮城で生まれ、北海道で幼少期から高校時代までを過ごした、
北海道ゆかりの彫刻家、佐藤忠良さんは、
北海道内のあちこちに野外彫刻があり、
子供のころからなじみの深い方で。
今まで何度も展覧会も見てきましたが、
亡くなられてすぐから全国をまわったこの回顧展の「みごたえ」は、
本当に素晴らしいものです。
展示の仕方が本当にいい。
作品と作品の距離、
大きな作品を作るときの、小型の習作と最終作品を同時に眺められる展示構成など、
本当に絶妙で、作品そのものの素晴らしさを、
さらに引き立てていて。
心地よい緊張感があり、
野外に置かれている時とはまた別の素晴らしい空気感が、
会場中を満たしています。
今まで何度も見てきた作品にも、新たな発見がたくさんありました。
そして何と言っても、札幌芸術の森には、佐藤忠良記念こどもアトリエがあり、
本展ではガラスケースの中に入っていて表紙しか見られない、佐藤忠良さんの絵本や、
監修をした美術教科書が、手にとってみられる!
本当に恵まれた展覧会なのです。
帰りにショップをのぞくと、何とショップがプチリニューアルしており。
かわいいロゴイラストの入った看板ができておりました。
展示室横のカフェからは、新メニュー?のワッフルを焼く甘い香りが。
施設整備のための長期休業から目覚めた館内には、
なんだかウキウキした空気が流れておりました。
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