1枚のハガキ

札幌では、シアター・キノで公開中第23回東京国際映画祭(2010)のサイトより引用
作品解説98歳の新藤兼人監督自身、映画人生の最後の作品と語る最新作。戦後の惨禍は一兵士の戦死に止まらない。大黒柱を失った家族は破壊される。庶民一人ひとりから見た戦争被害を最後の作品のテーマにした。ストーリーの発端は新藤の体験が基になっており戦争に選択権なしに狩り出された庶民に対する思いを映画にした。あらすじ戦争末期に召集された100名の中年兵は上官にクジを引かれそれぞれの戦地に赴任した。クジ引きの夜松山啓太はひとりの兵から妻からの一枚のハガキを託される。「今日はお祭りですが あなたがいらっしゃらないので 何の風情もありません」戦死するだろうから生き残ったらハガキは読んだと妻を訪ねてくれと依頼された。終戦になり100名の内6名が生き残りふるさとに帰った啓太を待っている者はなかった。妻は啓太の父と出奔していた。生きて帰るとは思わなかったのだ。ハガキを書いた友子は夫の亡き後、義父に懇願され夫の弟と再婚したが弟も赤紙がきて戦死した。義父がショックで死に義母は自殺した。貧しい農家に友子はひとり残り滅びようとしていた。その時、啓太がハガキを持って訪ねてき、実情を知った。是非見たいという、母とおばと一緒に見てきました。今年99歳を迎えられた新藤監督の番組をいくつも見ていたので、100年インタビュー・新藤兼人(NHK)98歳・新藤兼人の遺言~映画「一枚のハガキ」を撮る(NHK・ETV特集)ノンフィクションW・etc.私も見たいと思っていましたが…監督の思いが、本当にダイレクトに伝わってくる作品でした。母や叔母と同年輩と思われる方々が、たくさん観に来ていました。最後まで読んでいただき、ありがとうございます ブログランキングに参加中クリックして頂けると、とてもうれしいデス。
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