札幌駅前通り地下歩行空間を歩く~その①
札幌中心部の二つの大きな商業圏、
札幌駅と地下鉄大通駅の間を結ぶ札幌駅前通り地下歩行空間が、
3月12日に開通・オープンしました。
この歩行空間は、一般の店舗が並ぶ地下街とは違い、駅前地区と大通地区を「結ぶ」ことを目的として作られた通路空間。
そこに途中の各ビルが接続する形がとられています。
広い空間なので、イベント広場や、休憩ベンチなどがおかれ、
札幌市が以前に作っていた大面積の「北一条地下駐車場」とも通路で結ばれ、利便性がアップ…。
でも、果たしてただの「通路」が、
巨額な市や道の財政を投じて造る価値があるのか?・・・とこの構想自体を疑問視する声もあった中での、7年がかりでの設計、着工、完成。
奇しくも、その前日に起こった東日本大震災のために、華々しいオープニングイベントは開催されませんでしたが、
初日からかなりのにぎわいを見せていることが地元では報じられました。
私がここを歩いたのは、3月16日。
次々報じられる震災の痛ましいニュースにすっかり打ちひしがれ、
精神的にかなりまいっていた母を旭川から連れだし、一緒に歩いて、体を動かして元気になりたくて、歩いてきました。
JR札幌駅南口から地下鉄札幌駅の改札を抜けて始まるこの通路は、地下鉄大通駅まで約520メートル。
テレビでオープン前に取材の人が歩いたところ、約7、8分くらいの距離になるようです。
旭川から到着した母と札幌駅で落ち合い、出発です。
JR札幌駅から地下鉄改札口の横を抜ける右側の通路から、入っていくようです。
案内板に、「地下歩行空間」の文字が。
透明なドアと自動ドアで仕切られた歩行空間の始まりが見えてきました。
かなりの人が出入りしています。
この歩行空間のオープン時間は、朝5時45分から深夜0時30分まで。
入ってすぐに、光る柱が目に飛び込んできました。
柱の前後2面に作品が展示されています。
アイヌ刺しゅうのタペストリーです。
一つ一つがとても素敵で見入ってしまいしました。この作品を見て、最初はただ通り抜けるつもりでいたしたが、予定を変更。地下歩行空間内をじっくり見ていくことにしました。
入ってすぐの所で行われていたオープニングイベント「50m美術館」は終了していました。
しかしどうもこの先で展示がある模様です。
宣伝ポスターが埋め込まれれている壁が途切れて、食べ物屋さんが…。
日本生命(ニッセイ)ビル地下のテイクアウト式飲食店群です。
通路に面しておしゃれな感じの休憩スペースも。
思わず何か食べたくなります。
みずみずしい緑、いいなあ。
札幌駅南口が北5条。
そこから北3条まで南下してきました。
ここまで約20分かけてみてきました。
ぁ、トイレの案内板が見えてきました。
トイレも探検します。
その②につづきます…読んでいただきありがとうございます
ブログランキングに参加中↓クリックして頂けると、とてもうれしいデス。
バナーが押せない方はこちらから→人気ブログランキングへ
0コメント