新春の芸森〜佐藤武展
今年一つ目のアート鑑賞
昨年秋から札幌芸術の森美術館で開催されている
「札幌美術展 佐藤武」展を観に行ってきました。
(会場は写真撮影OK)
会期は、1月10日まで。
心の片隅で気になりながら、滑り込みです。
北海道千歳市に生まれ、現在札幌市と石狩市を拠点に活動する佐藤武(1947-)は、1980年代前半より、荒涼とした大地に塔や遺構を配した無人の都市風景を描いています。これらは旅行で訪れたインド西部の城塞都市ジャイプル、とりわけ同地の天文台遺構を着想源とするものです。以来、画家は、都市上空に浮遊する建造物や石棺、光線により崩れゆく塔など、さまざまなモチーフを取り入れて、白いキャンバスに静寂の都市を構築してきました。
(札幌芸術の森美術館HPより引用)
初期作品から最新作まで
立体の作品や
写真作品
詩
多彩な創作の中からみえてくる世界観……
午後遅い展示室は
作品の中と同じ静けさに満ちていました
何度か企画展などで
目にしたことのあった方の作品でしたが
展示室全体に広がった
作品の光の色
空気感が
別次元の空間に
連れて行かれたかのようでした。
独特の技法のアクリル画
近づいて初めてみることができる
細い線や細かい描写、質感…の
一つ一つで
心の中が感嘆符だらけになりました。
鑑賞の余韻に浸りながら
表に出ると
日の短いこの季節に見ることのできる
美術館を出たところの夕景
凍てついた池の向こうに
工芸館が室内照明で浮かび上がって見える
大好きな景色
この辺りは 札幌市内でも
積雪少なめ……
(市内でもこんなに違うのね……)
今年も来ることができました
ありがとうございます……
とつぶやく
私でした
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